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お肌の話

肌の構造と役割について知ろう!

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例えば”角質層”や”セラミド”という言葉は知ってしても、それがどういったものなのか肌のメカニズムや役割まで知っている方はあまり多くないと思います。肌=皮膚の構造を知ることは、自分の肌の状態がより把握できるようになります。

なぜなら、自分が今使っている化粧品がどのように作用しているかがわかるからです。また、自分に合う化粧品やメイク落としの合わない成分、より詳しい肌質などもわかるようになってくるので、肌の構造について理解しておくのがおすすめです。

一般的に皮膚と呼ばれている部分は、”表皮”と”真皮”の2層構造になっています。その厚みはわずか0.4~1.5mm程度なのです。よく”肌をこすってはいけない”というのも、この桃の皮のように薄いからなのです。

クレンジングや洗顔の際はとくに肌をやさしくていねいに扱いましょう。

表皮の役割

この皮膚の中でもわずか0.3mm程度の表皮は、一番内側から基底層・有棘層・顆粒層・角質層となっており、一定の間隔ではがれ落ちていきます。皮膚は生まれてからはがれ落ちるまで、約1ヶ月かかります。このサイクルをターンオーバーと呼びます。

肌の一番外側を覆う厚さ0.02~0.03mmの角質層は、角質細胞がブロック状に重なり、その間にはセラミドという細胞間脂質が角質細胞同士をセメントのように接着させています。

このセラミドが角質細胞を十分につなぎ合わせることで、肌に水分が保たれバリア機能が働くのです。

美肌を保つためには皮膚の新陳代謝であるターンオーバーが正常なこと、水分保持の役割であるセラミドが十分保たれていることで肌のバリア機能が働いていること、が大切になります。

また、皮脂腺より分泌される皮脂と汗が混ざり合うことで皮脂膜をつくります。皮脂膜は肌の保湿と保護をする天然のクリームの役割を果たします。健康な肌の皮脂膜は弱酸性に保たれ、酸に弱い細菌やカビなどの増殖を抑えています。

基底層

基底層は表皮のもっとも深いところにある層です。縦長の基底細胞が1層に並んでいて、基底細胞は約19日間かけて細胞分裂し新しい細胞が生まれていきます。生まれた新しい細胞は順次、エスカレーター式に表層へ押し上げられていきます。

有棘層

基底層で生まれた細胞は大型の多角形の細胞となって押しあがり、5~10層に並んで有棘層を形成します。有棘層は表皮の大半を占めており、細胞同士の接着部分が顕微鏡では棘(トゲ)のように見えるので有棘層と呼ばれています。

顆粒層

角質層の近くまで押し上げられると、細胞内にタンパク質の顆粒(ケラトヒアリン顆粒)や線維が増え、細胞は硬く平たくなっていきます。

また、細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)など、肌のうるおい成分のもととなる成分が細胞内に蓄えられていきます。顆粒層は2~3層の薄い層となっています。

角質層

基底層で生まれた細胞はいよいよ死んで角質細胞となります。細胞が死ぬ瞬間に細胞の核はなくなり、細胞間脂質(セラミドなど)が細胞の外へ放出されます。これが細胞同士の間をうめて、水分を維持しうるおいを保ちます。

角質層は10~20層の平たい細胞が枯葉のように積み重なったもので、厚さは約0.002mmです。角質細胞は次第に押し上げられ、最後には酵素で分解されて、垢となってはがれ落ちるのです。化粧品の保湿成分が浸透するのもこの角質層です。

真皮の役割

表皮を下から支えている真皮は、網目状にはりめぐらされたコラーゲン繊維とそれをつなぎ合わせる弾力性のあるエラスチンが、皮膚の弾力を保つために真皮内でクッションの役割を果たしています。

そしてこれらのすき間には水分を保つヒアルロン酸などが含まれ、肌にうるおいと柔軟性をもたらしています。真皮には線維芽細胞とよばれる美肌作りに大きく関わる細胞が点々と存在し、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作ったり分解しています。

しかし、老化や紫外線の影響により線維芽細胞は弱っていってしまいます。そして真皮の構成要素のコラーゲンやエラスチンの生産がスムーズにいかなくなると、表皮を支える力が弱くなり肌全体の弾力やハリが低下してしまい、シワやたるみを引き起こすのです。

コラーゲン線維

コラーゲン線維はタンパク質の細い線維が束になってできたもので、縦に伸びにくい強靭な線維です。真皮にあるのはほとんどがⅠ型コラーゲンで、血管周囲にはⅢ型コラーゲンが存在しています。よく軟骨はコラーゲン豊富で肌によいといいますが、軟骨はⅡ型コラーゲンで別のタイプです。

コラーゲンが作られる量は加齢とともに低下し、40代後半くらいからコラーゲンの産生量は限りなくゼロに近くなります。

エラスチン線維

エラスチン線維はゴムのような弾力に富んでいる線維で、コラーゲンと共に真皮に存在しています。肌のハリにはコラーゲンよりエラスチンのほうが重要であるといわれています。

真皮を鉄筋のビルに例えると、鉄骨がコラーゲン、それを留めているボルトやネジがエラスチン、まわりのセメントがヒアルロン酸などというかんじです。エラスチンも老化とともに弾力を失い、それが肌のたるみへとつながっていきます。

健康で丈夫な皮膚を作るために

保湿とUVケアが、健康で丈夫な皮膚を作るために重要なケアになってきます。化粧水のあとには乳液やクリームをぬって水分が逃げないようにフタをすることが大切です。UVケアはシミ対策だけでなく、紫外線が活性酸素をつくり肌そのものを老化させてしまいます。

そして紫外線の影響で線維芽細胞のはたらきが弱まり、コラーゲンやエラスチンの生産量も減少させてしまいますので紫外線対策は大切です。

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